
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)
少しでも楽に、径の細いものを
更に安全に、炭酸ガス送気を
大腸検査の流れ
検査予約までの流れ
基本的に当日検査は出来ません。検査を希望される方はまず、一度当院を受診していただき、既往歴や内服状況、症状などを確認させて頂きます。受診時に、血液検査にて腎臓の機能と感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒)の有無を確認します。半年以内の検査結果を持参された場合や、当院で検査歴のある場合、血液検査は省略させて頂きます。
帰りに、スタッフと希望の検査日を決めてもらい下剤を持って帰ります。
検査前日の流れ
前日は朝食から消化の良いものだけをとる必要があります。当院では隣接する薬局にて大腸内視鏡検査用の検査食を購入していただき朝食、昼食、夕食として食べていただきます。水分は透明なもの(水、お茶、スポーツドリンク等)をできるだけたくさん飲んでいただきます。夕食は、遅くとも夜9時までに済ませていただければ問題ありません。就寝前、午後10時頃になったら水薬を飲みます。 油分が多いものや果肉や豆類、ナッツ等が入っているものは避けてください。 夕食後は、水やお茶、スポーツドリンクなど透明なものでしたら飲んで構いません。ミルクやレモンを入れないコーヒーや紅茶は飲み過ぎない程度でしたら大丈夫です。
検査当日の朝
来院・検査・結果説明
起床後、空腹時は水やお茶、スポーツドリンクなど透明なものを飲んでください。 朝9時頃から前処置用の腸管洗浄液を飲み始めます。これを2時間程度かけ、数回に分けて飲んでいきます。服用から約1時間程で、水のような便が数回排泄されます。2時間ほどたつと、落ち着いてきます。もし、時間経って排便がない場合や、下痢以外の症状が現れた場合にはすぐに当院にご連絡ください。
検査予約時間の10分程前にご来院ください。当院の検査着に着替えていただきます。着替え終わったら、検査ベッドに案内します。左横向きに寝ていただき、検査の姿勢をとって頂きます。患者さんによって個人差はありますが基本的には30分程度で検査は終了します。ポリープが多い場合や挿入に難渋する場合は1時間近くかかることもあります。検査後は特に異常がない場合は、その場で結果説明し、会計していただいて終了です。組織をとった場合は10日前後で病理結果が出るため、後日結果説明となります。当院では鎮静検査は行っていないため、検査後問題なければすぐに帰宅が可能です。
大腸カメラ費用の目安
3割負担の場合
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大腸内視鏡検査のみの場合 7500円程度。
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大腸内視鏡検査と病理検査の場合 10000円程度。
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ポリープ切除を行った場合 21000円程度。
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上記については検査のみの費用です。診察代等は含まれておりませんのご注意ください。
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医療保険やがん保険の適用につきましては、保険会社にご確認ください。